審判員の心構え
審判員は、何ものにも優る情熱を持って、ルールの正しい適用と審判技術の向上 を目指しましょう。
そのためには、たゆまぬ研修・実技体験を積み重ねましょう。試合のスピードに ついていくためには、基本動作の見直しを怠ることなく、数多く実働参加されるこ とが練達への一番の近道です。
(1) 子どもの視線から見守りましょう。
(2) 時間を正確に守ること。
・審判員が唯一の時間厳守の実行者です。
(3) 感じの良い服装を身につけること。
・常に好ましい印象を与えましょう。
(4) 初心にかえり、規則をよく読み、基本動作の確認、点検に努めること。
(5) 常に球に注目しましょう。
・ 精神を集中し、油断なくそのプレイを見守り、突発的プレイにも瞬間的 に正しい判断を下せるよう、心構えが必要です。
(6) 宣告はあわててはいけません。
・落ち着いて、プレイが終わるまでよく注視した後に宣告して下さい。
・明確な声と正しい姿勢が、瞬間的プレイに際しての判断に疑いの余地を 与えません。
(7) 審判員は、試合中全ての進行管理者です。
・監督、選手はもちろんのこと、ときには観衆までもコントロールし、好 試合を展開させる鍵を握っています。
(8) 判定の正確は、審判員の第一要件です。
・判定に当たって、不確実のときは独走に走らず、素早く僚友のアドバイ スを受けて適切に正しく処置することを心掛け、事前の打ち合わせは十 分に行っておいてください。
・必要なときには試合を停止し、状況をよく検討し、なお疑いがあれば副 審に相談し、正確を期してください。
(9) 僚友の行った判定に対し不利益となるような批判をしないこと。
・他人に対する批判は最も卑しむ行為です。
(10) 試合が終了したら
・ 自分の任務について反省を怠らぬように心掛けて下さい。
・ その日に問題が起こったときは必ず その場で解決してください。そし て決して後日に残さないこと、家庭に持ち帰らないこと。
以上のことに心掛けてください。
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